少年野球監督、コーチ、指導者は、すそ野を広げる指導を!
各地で高校野球の地方大会が開催されています。
球児にとっては長年のあこがれの甲子園、小さい頃からの夢に向かって白熱する大会です。
猛暑の中、”野球をやって来て良かった”と言えるような夏の大会であって欲しいといつも願っています。
また、ある意味、ここまで続けられたのは幸せだとも考えられます。
先週、朝日新聞を読んでいましたら、こんな記事がありました。
高校野球の野球人口が2年連続で減少しているという記事。昨年に比べて、約1500人の高校球児が減っていると言うわけなんです。
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この記事を読んで、少し悲しく、なんとかならないものかと思いました。
私のところへは、『子供が”野球をやめたい”と言うがどうしたらよいか』という相談があります。理由は”おもしろくない” ”監督にしかられる”という理由がほとんどです。
好きで始めた少年野球ですから、やっぱり長く続けられて、楽しみなものであって欲しい。
本来、スポーツとは、どういうものか?
考えて頂ければと思う。
本来、スポーツは、遊び。(プレイ:訳すると遊び)
”楽しみでしょうがない” ”発散できてすっきりする” ”体を動かしてすっきり” ”わくわくする”と言った単純な理由があるはずなんですね。このように書けば、きっと”厳しくなければ”・・と思う人もあるでしょう。
でも、小学生の本質を理解して頂きたい。この小学生時期は、”飽きやすい” ”楽しく無ければ続かない”スポーツ心理学では、これは常識です。厳しさに耐えて、克服した喜びを味わうことができるのは、高校生以上の年齢なんですね。
少年野球の監督さん、コーチさん、指導者は、子供を楽しくさせられているか?
今一度、再認識頂ければと思います。
少年野球の指導が原因で野球人口を減少させたしまわないように。
すそ野を広げて欲しい。
レギュラーも、控えも、うまく打てない子供さんも、誰もが”ここの野球は楽しい”と、そう思える指導を考えて頂ければと思う。
野球人口減少の原因はというと、色々とあるのでしょう。
震災の影響、少子化の影響、日本経済の悪化、その他。
でも、指導が原因にならないように。
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