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2007年4月26日 (木)

少年野球でミート力をUPするのに、まず必要なこと

少年野球で、ミート力をUPさせるために、することを考えてみましょう。

□■あるお母さんTSさんからの質問)・・・『息子はバットにボールが当たりません。自分のバットで素振りをするとヘッドが下がってから出てきます。どうしたらいいでしょうか?』

■このような質問はよくあります。今回は、ミート力をUPさせる最短距離、基本、初心者にまず必要なことをお伝えしたいと思います。

上の質問の場合は、スイング軌道が、最初からうまくいっていないと言うことになります。これを解決するには、そんなに難しくないと思います、スイング軌道を単純にすること、安定しやすくすることです。小学生なので難しいことはやめて、簡単、単純にすることでミートしやすくするわけです。テイクバックはさほど必要ないでしょう。

上の質問の場合、バットのトップの状態から、スイングに入る前(テイクバック)に、バットのヘッドが動きすぎて、しかも下がってしまう。・・・でも、ためを作ろうとしているわけで、気持ちはわかります。このための作り方を工夫できないかと思います。

分かりやすいために、イチロー選手を例に考えるとします。イチロー選手は、最初からバットをねかせ気味に、肩にかつぐような感覚にしていますよね。これは合理的にミート力をあげる方法です。つまり最初から軌道を安定しやすいように構えている。それに、無理に高い位置でトップを作っていません。楽に構えています。

そんなわけで、少年野球では、イチロー選手よりも難しい方法をするなんてことはしないでおこうと言うことです。

では、どうやってタイミングをとる・ためを作るか。

上の息子さんのように、バット(テイクバック)でためを作らず、足でためを作る・足でタイミングをとることに集中させる。----バットは肩に担ぐ感じで、ほとんど動かさない-----右打者の場合、左足を上げて下げることのみでタイミングをとらせる・ためを作らせる。

これで、トップの位置からバットが下がらないで、スムーズなスイングに入ることができます。

ほかにも方法はありますが、初心者がミート力をUPさせるためにまずやることは、スイング軌道を単純に・簡単に・安定しやすく、きれいにすることです。

□■あるお母さんTSさんからのメールです。・・・・・『昨夜、就寝前に息子はちょこっとだけ振っていました。バットで素振りするとヘッドが下がってからでてくるのですが、素振りマシンだとそれがありません。これで素振りを続けたらいい結果がでるに違いない!と思いました。』

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